機動戦士ガンダムのガンプラ「HGUC 1/144 RX-75 ガンタンク」。成型色や設定では安心感のあるトリコロールカラーです。色をどうするか悩みましたが、設定のトリコロールカラーをベースにアレンジを加える方向性で製作することといたしました。
塗装のスタイルは筆塗りで、主な画材はターナー色彩のアクリルガッシュ。たまにU-35 ACRYLICS。
それでは、使った絵の具と筆を見て行きましょう。
塗り方
使っている絵の具や色は異なりますが、すべての絵の具に共通していることは、ウェットパレットを使っていることです。
塗る面積によっては塗装に時間がかかることもしばしば。混色をした場合は、あまり余裕がないのが現実です。
ウェットパレットを使った場合は、24時間~48時間程度もつこともあります。時間が経つことによって分離したり、シャバシャバになったりもしますが、混ぜれば色としては使える状態です。
そんな感じで助かっているウェットパレットの作り方は、以下の記事を見ていただければ幸いです('ω')ノ
青
HGUC 1/144 RX-75 ガンタンクの大部分を占める青はターナー色彩のアクリルガッシュより、
- コバルトブルー(ヒュー):60%
- バイオレット:10%
- ホワイト:30%
以上の絵の具を、おおよそ、それくらいの比率で混ぜ合わせて塗りました。
青で使った絵の具の広告
赤
青に次いで大きな面積を占める赤は、オレンジに寄せました。赤もアクリルガッシュを塗っています。
- パーマネントレッド:60%
- パーマネントイエローディープ:10%
- ホワイト:30%
赤で使った絵の具の広告
ターナー色彩 アクリルガッシュ パーマネントイエローディープ
黄色
黄色は暗色(黒などの暗い色)にそのまま塗っても発色が難しい色……ということで一工夫。
- アクリルガッシュのゴールドライトを塗る
- U-35 ACRYLICSのディアリライドイエローを重ねる
以上の手順で、わずかにメタリックの輝きを感じるイエローにいたしました。
U-35 ACRYLICSの一覧表
黄色で使った絵の具の広告
ターナー色彩 U-35 ACRYLICS ディアリライドイエロー
白
どのような白にするか、悩みましたが、紫よりの白にすることに決め、アクリルガッシュを塗りました。
- ホワイト:95%
- バイオレット:5%
バイオレットの影響は少量でも大きくなりがちです。目安として「5%」と記載しましたが、「ごく少量」というイメージです。
白で使った絵の具の広告
グラファイトグレー
フレームなどはターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSより、グラファイトグレーを使用。重厚感のあるダークグレーで、鈍い光沢感が魅力の絵の具です。
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ターナー色彩 U-35 ACRYLICS グラファイトグレー
筆
いろいろな筆を、塗る面積によって使い分けました。
広い面積に塗装する場合は大きな筆で塗り、細かいパーツには細い筆で塗る。
というような感じです。
筆の広告
今回の塗装では主に以下の3本を使いました。
ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
ぺんてる ネオセーブル 平筆6号
ぺんてる ネオセーブル 丸筆0号
まとめ
これにて、機動戦士ガンダムのガンプラ「HGUC 1/144 RX-75 ガンタンク」の塗装が終わりました。
時間がかかり、尚且つ混色した色もありましたが、ウェットパレットのおかげで最後まで使える状態がキープ出来ました。
タスカル
このあとは、さらに細かい部分を塗っていきましょう!
それではまた('ω')ノ