100均の道具を使ったウェットパレットの作り方を紹介いたします!
筆塗りの魅力は準備と片付けの簡単さからくるフットワークの軽さ。そして、導入コストとランニングコストの低さにあります。
しかし、パレットに出した絵の具や塗料が乾燥してしまった経験はありませんか?
私はあります。
当記事では、その悩みを軽減するウェットパレットの紹介から、作り方まで紹介いたします!
ウェットパレットとは?
ウェットパレットは、絵の具の乾燥を防ぎ、絵の具が使える時間を延ばすためのパレット。既製品もありますが、容器・スポンジ・クッキングシートの3つの道具で作ることも可能です。
ウェットパレットが使える絵の具・塗料
水で希釈が可能な水溶性の絵の具・塗料を使うことができます。
ウェットパレットに適していない絵の具・塗料
- 油絵具
- 溶剤成分の強い塗料(ラッカー系など)
ウェットパレットの材料
すべて100均の材料で揃えることが可能です。
- 容器(密封性があると良い)
- スポンジ(吸水性が高いと良い)
- クッキングシート(白がオススメ)
ウェットパレットに使う材料は以上の3点で、税込み330円で揃えることが可能です。
容器
- 容器のサイズはスポンジよりも大き目
- フタがついていて密封性のあるものが良い
- 水を入れて運ぶことになるので、大きすぎない方が良い
かれこれ3年ほど使ってマイナーチェンジをしていますが、容器に関して考えることは以上の3点。そして、色はモノクロで色味が無い容器がオススメ。色がついていると、絵の具の正確な色が分からなくなります。
スポンジ
- 高圧縮タイプのメラミンスポンジがオススメ
- 色はモノクロで、白がオススメ
2023年末頃に高圧縮タイプのメラミンスポンジを使ってみたところ、保水力が高く良い感じ。高圧縮タイプは通常のメラミンスポンジよりも硬めで、筆が沈みにくいのも良いですね。
ただし、入荷が安定しないことが難点です。
皿洗い用のスポンジもウェットパレットに使うことは可能ですが、撥水性があることも。その場合は、軽くヤスリで削ると、改善することもあります。
クッキングシート
- 水分、油分を通さずに蒸気を適度に通すので、絵の具に触れるパレットに良い
- 模様が印刷されておらず、色は白がオススメ
- コスパが良いモノを選びましょう
クッキングシートはとにかくカットするのが大変です。容器によって適切なサイズは変わりますが、私はおおよそ5cm刻みでカットしています。
ペーパーカッターを導入して効率化を図るのも良いですね。
ウェットパレットの作り方
- 容器のなかにスポンジを入れる
- スポンジに水を含ませて、スポンジの高さの半分程度まで水を入れる
- カットしたクッキングシートを乗せる
カットしたクッキングシートが丸まってしまう場合は、くしゃっとシワをつけると、丸まらなくなります。
ウェットパレットを使うと改善されること
- 絵の具を長く使うことができる
- 使う色を変える場合はクッキングシートを変えるだけ
- 長く使い続けるほどコスパアップ!
タイパを求める人には既製品がオススメ
コスパ(コストパフォーマンス)を求める人には自作でつくるウェットパレットがオススメですが、クッキングシートのカットに時間がかかるのがネック…。
タイパ(タイムパフォーマンス)を求める人には既製品がオススメです。
まとめ
100均の材料を使ったウェットパレットの作り方を紹介いたしました。
- 容器
- スポンジ
- クッキングシート
以上の3つがあればつくることができるウェットパレット。筆塗りで、絵の具や塗料を少しでも長く使いたい人にオススメ。もしも自作がメンドクサイ場合も、既製品があるのでご安心を。
是非、ウェットパレットをお試しいただき、少しでも快適な筆塗りライフをお楽しみいただければ幸いです!