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【作例】スポンジ塗装で重厚感のある仕上がりに! | HG ギルボウ SYNDUALITY

【作例】スポンジ塗装で重厚感のある仕上がりに! | HG ギルボウ SYNDUALITY

「SYNDUALITY Noir」に登場したギルボウのプラモデルをスポンジで塗装し、完成いたしました。

この記事では、

以上の項目を紹介します!

HG ギルボウとは?

パッケージイラスト

「HG ギルボウ」は、TVアニメ「SYNDUALITY Noir」に登場するメカ「ギルボウ」のプラモデルです。特徴的な武装や多彩なギミックを搭載し、黒仮面とシュネーのフィギュアが付属しています。

バンダイホビーサイト

HG ギルボウ|バンダイ ホビーサイト

SYNDUALITYのHP

TVアニメ「SYNDUALITY」公式サイト

製作の方針

計画を建てることは大事。されど、計画通りにいくかは別のハナシ。

以上を方針として定めて製作スタート!前作の「HG デイジーオーガ アルター」と並べることも想定して製作を始めました。

スポンジ塗装で使った道具

スポンジ塗装で使用した道具は以下の3つ。

  • 100均のネットスポンジ(中身のスポンジのみ使います)
  • ハサミ
  • 塗装棒

もうちょい良いクリップないかな~

使用したスポンジは100均のセリアで購入した「キッチン用のネットスポンジ」。スポンジを覆っているネットはカットして、中身のスポンジのみ使います。

スポンジ塗装の特性

スポンジ塗装ならではの特性!

特性としては以下の3点が挙げられます。

  • スポンジの気泡によって「味」のある仕上がりになる
  • 広い面積を塗りやすい
  • 凹みに届きにくい

手早く塗装するのに適している印象。少ない手数でサクサクと塗ることができます。そしてスポンジには気泡があるので、独特のテクスチャ感のある仕上がりが得られます。

鋳造表現のような凸凹を表現するのに適している技法です。

しかし、エアブラシのようなキレイさには遠い手法でもあります。

HG ギルボウで使った絵具

HG ギルボウの塗装ではターナー色彩株式会社のアクリルガッシュを基本として、一部には同社の「U-35 ACRYLICS」で塗装を行いました。

色名(Color name) 比率(ratio)
ホワイト(White) 100%
色名(Color name) 比率(ratio)
ニュートラルグレー5(neutral gray 5) 100%
色名(Color name) 比率(ratio)
シルバー(silver) 100%
  • グリーン(U-35 ACRYLICS)
色名(Color name) 比率(ratio)
フタロ グリーン (ブルー シェード)(PHTHALO GREEN (BLUE SHADE)) 50%
ロー アンバー(RAW UMBER) 50%
  • ダークグレー(U-35 ACRYLICS)
色名(Color name) 比率(ratio)
グラファイトグレー(GRAPHITE GRAY) 100%

レッドを発色させるための小技

金属感を表現したかったので下地にはゴールドライトをチョイス。ピンクなどでも可です。

例外もありますが、暗い色からレッドをハッキリと発色させるのは難しい。なので、レッドを塗る前にゴールドを塗って発色を高めました。

「HG ギルボウ」のミサイルポッドのパーツです。全体的にブラックを塗装しており、このままレッドを塗っても発色させることは難しい。ということでターナー色彩株式会社のアクリルガッシュより、「ゴールドライト」を塗りました。

ゴールドライトを下地にすることで少ない手数でハッキリとした発色になりました!

続いてターナー色彩株式会社のアクリル絵の具「U-35 ACRYLICS」より、「ナフソールレッドライト」。ピュアな赤、という印象を感じる色で、お気に入り。お気に入りなのですが透明性は半透明ということもありブラックからの発色は厳しいですが……。

ゴールドライトに1~2回。ナフソールレッドライトに1~2回。塗り残しに加筆などは行いましたが、基本的に「それぞれ」一度塗りでこのような発色になりました。

背面ハッチのジョイントパーツの修復

あっ

塗装を終えて、意気揚々と組み立てていたら「ポキリ」。はい、やってしまいました。折ってしまったのは背面ハッチのジョイントパーツ。塗膜でギチギチになった状態で無理に組み立てようと思ったのが運の尽き。

修復の手順としては、

  1. 断面を軽く削る
  2. 周囲の塗膜をヤスリで落とす
  3. スチロール系接着剤で接着
  4. 1日(24時間ほど)放置
  5. 側面や曲面など、「干渉する」場所を削り込み
  6. 下地を塗って
  7. ホワイトを塗って
  8. 仕上げを塗りましたァ!

オッシャー!

……メッチャ大変でした。

そもそも壊さないために気を付けるところ

やってしまったものはしょうがないですが、「そもそも壊さない」ためにはどう気をつけたら良かったのか。

「壊れにくく」するための気を付けるポイントや対策を紹介します。

今回の背面ハッチのジョイントパーツの場合、横から見た場合は前端終端の曲面を削ると「余裕」が生まれます。

続いて上から見た場合、側面を削ると動かしたときの干渉が抑えられて、「パーツへの負荷」が減ります。

削りすぎるとパーツの合いが「緩く」なり、外れやすくなるのが悩みどころではありますが、そのまま塗装をすると「キツク」なり、「負荷」がかかり「ポキリ」というのが今回の結果。

今回のように「可動」するパーツを塗装する場合は、「干渉」する部分を見定め、あらかじめ「削る」ことで「負荷」を抑えられる場合があります。

【作例】スポンジ塗装で重厚感のある仕上がりに! | HG ギルボウ SYNDUALITY

前面

背面

シンデュアリティのプラモデル「HG ギルボウ」の完成です!黒仮面ことマハト・エーヴィヒカルトと、メイガスの「シュネー」の駆るクレイドルコフィン。「純白のコフィン」とも呼ばれるコフィンですな。

ドリフター

メイガス

最初に方針を定めて製作を開始。まぁそれでも、詰めが甘かったですが……。決めてから進めた方が作業に専念できてヨシですね。

HG ギルボウの製作ではスポンジ塗装を主に使いました

テクスチャ感が面白い技法です

広い面積の塗装ではスポンジで塗装を行いました。独特の味わいが楽しい技法です。

ハッチのアップ

絵の具はターナー色彩株式会社の「アクリルガッシュ」を基本として、部分的に「U-35 ACRYLICS」。フレームは「グラファイトグレー」。鈍い光沢がお気に入りの絵具です。

ミサイルポッド

ミサイルポッドにはシールが付属しますが、塗装で表現しました。色の流れとしては、

  1. ブラック
  2. ゴールドライト
  3. ナフソールレッドライト

以上の順番で塗装。それにより、ハッキリと力強い発色になりました。

ジョイントの長さが変わってしまったので、隙間があいてしまいました…。

「さぁ組み立てだ」と言う段階でやらかした「ポキリ」。オーマイガー。ジョイントパーツが若干短くなってしまった関係上、ちと合いが悪くなりましたが、なんとか治りました。無理はいかんですなぁ。

右肩

脚部

トラブルこそありましたが、無事に出来上がった「HG ギルボウ」。スポンジ塗装が良い味を出し、面白い仕上がりに。楽しい製作でした!

まとめ

ふふふ

これにて「HG ギルボウ」が出来上がり、フィニッシュ。トラブルこそありましたが、無事に組みあがりホッと一息でムフフ。出来上がり、眺めている時間は良いものですなぁ。

ふふふふふ…

それでは、次回作でまたお会いしましょう('ω')ノ



HG ギルボウの記事

yunepura.hatenadiary.com

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