ほんの気まぐれで購入したセリアのスマッジブラシ。塗料の境界をボカス、ドライブラシとして塗料をこすりつけるなど、主にウェザリングの用途でガンガン使用中の化粧筆です。
使ってみたところ、わかってきたこともあるのでシェア。
それではいきましょう!
スマッジブラシには向き不向きアリ
いろいろ試した結果、向いている作業、そして向いていない作業があることが分かりました。
※用途外の使用法なので、アタリマエ
スマッジブラシが向いている作業
スマッジブラシは化粧筆で、用途としては「ボカシ」に使う筆です。
本来の用途である「ボカシ」はもちろん。近似した作業の「擦る」用途も、毛質の柔らかさと相まって相性良く、向いています。
また、ドライブラシの用途にも向いています。
ドライブラシとは、筆に塗料を含ませて、キムワイプなどでカッスカスになるまで落とし、エッジに擦りつける工程のこと。
エッジの強調や、塗膜が剥がれて金属が見えているような表現。さらには退色表現にも応用が可能な工程です。
そりゃあ、それ用に作られた筆の方がいいけれど…
ドライブラシ用につくられた筆も販売されており、比較すると、それ用に作られた筆に軍配が上がります。しかし、100均の良さは導入コストの低さによる敷居の低さにあります。
ドライブラシを試してみたい場合は、100均の化粧筆から、いろいろ試してみるのも良いかと思います。
※色が含まれているタイプもあるので、気をつけましょう
スマッジブラシが向いていない作業
気泡を含みやすいため、塗装には適しません。
下地塗装などで、鋳造表現風にするのであればアリですが、キレイな塗膜をつくることは困難を極めます。
通常の塗装には、それに向けてつくられた筆がオススメです。
スマッジブラシのまとめ
100均のセリアで購入した化粧筆、スマッジブラシを試してみました。
向いている作業としては、
- ボカシ
- 擦る
- ドライブラシ
- 鋳造表現
向いていない作業としては、
- 塗装
- 水を含む作業
化粧筆としてつくれらたスマッジブラシですが、プラモデルに使うとどうなるか?
好奇心から調べてみましたが、ドライブラシとしての使用感は良く、ニッコリ。
この記事が参考になれば幸いです!
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スマッジブラシはやや大きく、細かいドライブラシには不向きです。細かく、繊細にドライブラシをしたいときには、以下の筆を使っています('ω')ノ